よせなべ

プログラミングを入れた鍋にガジェットやゲームなど様々な材料を入れて煮込みます。

Windows10でSpacemacs!!

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経緯

一時期Vimを使ってましたが学習コストが高く感じ、最近はVSCodeでゆるゆるとやっていました。
しかし、VSCodeも統合ターミナルの挙動がおかしかったり拡張機能が少ない(2016年12月時点)ので、ここは使ったことのないEmacsに手を出してみようと思います。

方針

Spacemacs

Emacsについて調べていると、こんな記事を見つけました。

qiita.com

Spacemacsと言うらしいです。

なんと、 Emacs + Vim で最強!!

公式サイトには、

The best editor is neither Emacs nor Vim, it's Emacs and Vim!

なんて書かれています。

強そう。

NTEmacs

Spacemacsをインストールする前にEmacs自体もインストトールしないといけないみたいなので、普通にEmacsを入れようとしたところ、NTEmacsなるIMEパッチの当たったEmacsがあるようで。
こっちのほうが使いやすそうなので、これをインストールすることにします。

インストール

方針も決まったところで、インストールをしていきたいと思います。

環境

  • Windows 10 Home
  • Git 2.11.0

使用したバージョン(2016年12月21日)

手順

  1. NTEmacsをインストール
  2. GnuTLSのインストール
  3. 環境変数の設定
  4. Spacemacsをインストール
  5. Spacemacsの設定

NTEmacsをインストール

NTEmacsより、「emacs-25.1-IME-patched.zip」をダウンロードし、展開。
「emacs-25.1」がEmacsのフォルダです。

GunTLSのインストール

Spacemacsのインストール中に必要となるため、先に入れておきます。
GnuTLSより、「GnuTLS for Windows」をダウンロード。

rare.hateblo.jp

この情報がなければ手こずってました。

環境変数の設定

emacs-25.1\bin\ gnutls-3.4.9-w64\binにパスを通しておきます。
また、ホームディレクトリC:\Users\(username)を環境変数にHOMEとして設定します。

Spacemacsをインストール

Emacsの設定フォルダとしてspacemacsをクローンします。

cd C:\Users\(username)\
git clone --recursive https://github.com/syl20bnr/spacemacs.git .emacs.d

クローンが終了したら、

emacs --insecure

として、Emacsを起動するとインストールが始まります。

Spacemacsの設定

インストールが終わると、対話形式で設定を進められます。

もし途中で

The directory ~/.emacs.d/server is unsafe

とエラーが表示されたら、
フォルダC:\Users\(username)\.emacs.d\serverを右クリックから「プロパティ」を開き、
「セキュリティ」タブの「詳細設定」より所有者を変更し、自分のアカウント名を入れる。

これでインストールと初期設定は終わりです。

今後

なかなか、手間がかかってしまいましたが、無事インストールできました。
設定もカスタマイズしたいですね。